VPSでFX自動売買(EA)を成功させる7つのポイント|初心者でも分かる完全ガイド

中山です。

 

最近、「VPSでEAを運用したいけど、何に気をつければいいの?」という質問をよくいただくんですよね。

 

そこで今回は、VPSでEAを運用する際に押さえておくべき7つのポイントについて、詳しく解説していきます。

 

EAを始めるのは簡単でも、安定して運用していくのは別問題です。

 

VPSでFX自動売買を成功させるための7つのポイントとは?

まずはポイントを一覧で見ていきましょう。

 

  • VPSへの接続方法と切断方法を完全に理解する
  • 週末のVPS再起動で安定性を維持する
  • VPSサーバーのメンテナンス情報を常に把握する
  • Windows自動アップデートを適切に管理する
  • VPSのリソース管理とEA数の最適化
  • 定期的なバックアップとデータ管理の重要性
  • セキュリティ対策を徹底し、不正アクセスを防ぐ

 

これらのポイントを順番に詳しく見ていきましょう。

 

各ポイントを理解し、実践することで、VPSでのEA運用の成功率を高めることができます。

 

これらをマスターすれば、安定したEA運用が可能になります!

 

VPSへの接続方法と切断方法を完全に理解する

まず最初に覚えておきたいのが、VPSへの接続と切断の方法です。

 

「接続って難しそう...」と思う方もいるかもしれませんが、VPSサービスの公式ガイドを見ながら練習すれば、そこまで難しくありません。

 

一般的には「リモートデスクトップ接続」というものを使うんですが、VPSによって接続情報や手順が異なることがあるので注意が必要です。

 

スマホからも接続できるようにしておくと便利ですよ。AndroidやiOSの「Microsoft Remote Desktop」アプリを使えば、外出先からでもVPSにアクセスできます!

 

切断するときは、EAの動作を止めないように注意しましょう。

 

VPSの画面を閉じるだけでOKですが、EAが正常に動作し続けているかの確認は忘れずに。

 

また、定期的に接続テストを行い、いつでもVPSにアクセスできる状態を維持することが重要です。

 

緊急時にVPSに接続できないという事態は避けなければなりません。

 

週末のVPS再起動で安定性を維持する

EAを長時間動かしっぱなしにしていると、システムのメモリが重くなってきて動作が遅くなることがあります。

 

これを防ぐために、週末(特に日曜日)のVPS再起動がおすすめです。相場が動いていない時間帯を使えば影響も最小限ですからね。

 

具体的な手順はこんな感じです。

 

VPS再起動手順
  1. VPSにログイン
  2. 動いているEAを停止
  3. MT4を閉じる
  4. VPSを再起動
  5. VPSに再ログイン
  6. MT4を起動してEAの設定を確認
  7. EAを再稼働

 

週1回か2週間に1回くらいのペースで実施するといいでしょう。

 

ただし、メモリ使用率が高くないなら、もう少し間隔を空けても大丈夫です。

 

VPSサーバーのメンテナンス情報を常に把握する

VPSサービスは定期的にメンテナンスが入ります。

 

このメンテナンス情報を把握しておかないと、思わぬところでEAが止まってしまう可能性があるんです。

 

多くのVPSプロバイダーは、メンテナンスの予定や緊急の障害情報をメールで送ってきます。

 

意外と見落としがちですが、このメールは要チェックですよ!

 

メンテナンス情報が分かると、

 

  • メンテナンス前にEAを止める
  • メンテナンス後、VPSやEAが正常に再起動したか確認

 

といった対策が打てます。

 

公式サイトやSNSもチェックしておくと、より確実ですね。

 

Windows自動アップデートを適切に管理する

Windowsの自動アップデート、めんどくさいですよねw

 

でも、これを放置しておくと、予期せぬタイミングでVPSが再起動して、EAが止まってしまう可能性があります。

 

「え!?自動アップデートって止めちゃダメなの?」って思う方もいるかもしれませんが、実は対処法がいくつかあります。

 

具体的には、

 

  • 完全に無効化(セキュリティリスクは上がります)
  • 通知だけ受け取る設定にする
  • アクティブ時間を設定して、取引時間外にアップデート
  • 週末に手動でアップデート

 

などがあります。

 

一番簡単なのは週末(日曜日がおすすめ)にEAを止めてアップデートしてしまうことですね。

 

これを毎週習慣づけしておけば、思わぬタイミングでEAが止まってしまうことを防ぐことができます。

 

VPSのリソース管理とEA数の最適化

VPSでEAを動かすとき、どのくらいのEAを同時に動かせるか迷いますよね。

 

僕の感覚から言うと、メモリ1.5GB〜2GBのVPSなら2〜3個が安全圏ではあります。

 

ただし、これはあくまで目安で、

 

  • EAの複雑さ
  • 使ってるインディケーターの数
  • 取引頻度
  • チャートの時間軸と数

 

といった要因で変わってきます。

 

WindowsのタスクマネージャーでメモリとCPU使用率をチェックしましょう。

 

メモリ使用率が80%超えたり、CPUがずっと高負荷になっている場合は、EAの数を減らすか、VPSをグレードアップした方が良いです。

 

定期的なバックアップとデータ管理の重要性

「バックアップって面倒くさい...」

 

よく聞く声ですが、システムが壊れたときの復旧が超大変なんです。

 

経験者は語ります...バックアップの重要性は、失ってから気付くんですよね汗

 

バックアップが必要なものは、

 

  • MT4のプロファイル設定
  • EAのソースコードとコンパイル済みファイル
  • EAの設定ファイル
  • 取引履歴データ
  • カスタムインディケーター

 

あたりになります。

 

最低でも週1回はバックアップを取ることをおすすめします。

 

特に重要な設定を変更した後は、その都度バックアップを!

 

セキュリティ対策を徹底し、不正アクセスを防ぐ

最後に超重要なのが、セキュリティ対策です。

 

お金を扱うものなので、ここは手を抜かないようにしましょう!

 

具体的な対策として、

 

  • 強力なパスワードを使う
  • 二段階認証の有効化
  • ファイアウォールの設定
  • 定期的なソフトウェアアップデート

 

などがあります。

 

そしてもう一つ忘れてはならないのは、VPSやMT4口座、利用するFX会社の口座情報を扱うメールアドレスのセキュリティです。

 

メールアカウントを乗っ取られると、様々な種類の情報が一気に漏洩してしまうリスクがあります。

 

普段利用しているメールアドレスのアカウントでは、

 

  • 二段階認証を有効にする
  • パスワードは、推測しづらい文字列にし、数字と記号も入れる

 

ことを必ず守り、厳重に管理しましょう。

 

まとめ:これだけは押さえておこう!

ここまで7つのポイントを詳しく説明してきましたが、特に重要なのは、

 

  • 接続方法をしっかり理解する
  • 週末の再起動を習慣化
  • メンテナンス情報をチェック
  • セキュリティは妥協しない

 

の4つです。

 

これらのポイントを押さえておけば、安定したEA運用ができるはずです!

 

もちろん、市場環境やEAの特性によって最適な運用方法は変わってくるので、自分の状況に合わせて調整していくことも大切です。

 

ぜひこのページの内容を実践し、EAを安全に運用していきましょう。

 

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